IE9ピン留め
[歌詞] A DAY #中島らもに捧げる

遠い夏の日
音楽は禁じられた遊びだった
取り返せない昔の話
どれだけ泣いても どれだけ悔やんでみても

へたくそな英語で悪いけど

あなたに聴いて欲しい この歌を


遠い夏の日のもう忘れてしまった旋律
遠い夏の日 奪われ消えてしまった時間


へたくそな英語で申し訳ないけど

あなたに聴いて欲しい この歌を


へたくそな英語で申し訳ない
だけど聴いてほしいんだ あなたに この歌を

遠い夏の日
おれにとって音楽は禁じられた遊びだった
でももう取り返せない昔の話

どれだけ泣いても あるいは
どれだけ悔やんでみても

今となっては笑うしかないんだ

# by dbw69 | 2005-07-27 23:04 | 現代詩
移転先決定


http://webooks.exblog.jp/

前のメインblog、『TEXT!』から、↑に移転しました。

タイトルは 『the Webooks』 です。

ヨロシクであります。




# by dbw69 | 2004-10-19 00:11 | 暫定的カテゴリ
【現代詩】 改行失敗




この間の連休の最後の日に寝た女の事でも書けば/




                                  誰かが面白いなんて思っ

てくれるのだろうか/なんて/頭の片隅にちらつくけど/まあそういのはやめとこ

う/今日は仕事でヘマをして/それがなかなかの傑作なことで/なんて書いてみ

ようとも少し思うが/そういうのもやめとこう/



                            というか/ひょっとして誰も読んでい

ないんじゃないのか、このblog/なんてマイナス思考をしているおれだ/でもね/

どうせ現代詩なんていう/名乗るのも恥ずかしいような事がしたいのならば/そう

いうことを掘り下げるべきなのかな/とか思うよ今この時やっぱり/




                                          言葉を紡ぐこ

とは/罪を作ることに似ているよ/自分に罰を与えるために/許せないことがある

よ/いたたまれないことも/そういうことに目を瞑って毎日生きているんだ/今日も

たくさんのことをやり過ごし向き合いませんでした/なんて/そんな殊勝なことを考

えているわけではない/



                いや、ひょっとして/このblog誰も読んでなかったりして/

とかは考えるけどね/ちょっとだけ考えたりはするけど/たいした問題じゃない/今

日エレベーターの中でついつい屁をこいてしまい/隣に立っていた綺麗なおねえさん

に/冷たく白い目で見られた/その悲しい出来事に比べれば




                                      ぼんやりしてるうちに/

35歳になって/だけども特別な感慨もないし/子供の頃、地獄のように遠いと思って

いた/不惑の齢まで後五年なんですけど/別にどうということもなく/どうやら分かっ

たのは/死ぬことははっきりしてるが/生きる事って実にあやふやで/掴み所がない

という大問題/とか別にそんなことはごくごく僅かしか考えちゃいないよ/





                                             でも/この

blog誰も読んでなかったりなぁとか/そういう事はもうちょっと気がかりかもしれない






とかいって/きっと五分後にはそんなこと忘れてるだろう/きれいサッパリと/








# by dbw69 | 2004-10-13 23:29 | 現代詩
【現代詩】 ゲリラ


この現代詩には音源がついています。

音源はこちらから。

NEW!!#041006です。
タイトルは [the Slave's Land of the Electric Device] です。



この場所は電気仕掛けだ
僕ら奴隷達は監視され
逃げだそうとすればビーム・ガンで焼き殺される

せめて愛しあうことによって
慰めあおうとするがそれもままならない
認めあうこともなく
確かめあう術もなく
信じあう気持ちも持てないまま
ただひたすら働くだけだ


知らぬ間に皮下に埋め込まれたマイクロチップ
僕の名は46-72-78543219
居住地は極東エリア旧日本ブロックT地域内
血液型はO
言語は主に日本語
若干英語の認識は出来る
髪は黒 目は茶色 肌は黄色
民族的種別 ウラルアルタイ語族日本型 (絶滅寸前種)

勤労意欲が無くなれば殺されてしまう
僕はそんな奴隷
生まれた時から何の権利も持っていない
夢は見るなと教えられ育った
ただ無心で生きそして働くように仕込まれたんだ
考えることをやめろと教育された 
知ろうとすることは罪悪だと耳元で呟かれ生きてきた
ただ記憶しさえすればいいと命令されてここまで生きてきた

この場所は電気仕掛け
僕はそこに生きる奴隷だった
でも今は違う

僕はゲリラになる
宙に浮かぶコロニーから見おろされるだけだった僕は
ゲリラになるんだ
地下水路の中で息を潜めマンホールから時折顔を出す そして
あの高いところで見おろす奴らにランチャーの照準をセットする
僕は負けない
僕はゲリラだ
どれだけ汚水にまみれても 僕はきっとこんな風に叫ぶだろう


何も知らないまま焼き殺されてたまるか
何も分からないまま焼き殺されてたまるか
何も手にしないまま焼き殺されてたまるか



# by dbw69 | 2004-10-11 11:05 | 現代詩
【現代詩】 ハンドル



道ばたから歌が聞こえるよ/子供達の歌が聞こえるんだ/あの歌は何の歌だ

ろう/流行り歌か/文部省唱歌か/それともあの子達が好き勝手に作ったタイ

トルさえついていないただの鼻歌なのか



名も無き花なんて無いらしいよ/全ての花には名前が付いてるんだ/例えば学

術名はラテン語/一般名は日本語/だけど実体はちょっとピンクに染まっている

ちいさな白い花で/きっとどんな名前もふさわしくないだろう



産声があがり/その子は名付けられる/願いを込めて名付けられる/たとえば

希望の希と書いて「のぞみ」/ぼくにも名前がある/きっとあなたにも名前がある

だろう/でも野良犬には名前がない/誰も名付けはしない 言葉では




あなたは敵か?/No/ではあなたは味方か?/No,too/あなたは誰だ?/

ぼくはぼくでしかないよ/あなたの名前は?/番号でいいかい?/パスポート

に記載してある名前を/それはきっと、ぼくを何一つあらわしてはいない




平和/芸術/コンパクトディスク/水素爆弾/ペットボトル/運転免許証/

割り箸/耳かき/栓抜き/冷蔵庫/あるいは/愛している/そんな短い一行

さえ/言葉にするとただの契約になってしまう/ぼくとあなたの




名付けようもない美しいもの/言葉には出来ない美しいものはある/仮に/

腕の中に眠る子猫の心臓の鼓動 と書いて/いったい何が伝わるのだろう/

あのあたたかさを/あの音をぼくはどうやって伝えればいい





思ったことをblogに書いてみる/タイトルは「今日の夕日」/ぼくは絵が描けな

いから/言葉を使うしかない/でも説明すればするほど実体からは離れていく/

言葉は万能なツールじゃないから/タイトルさえもおぼつかない/どうすればいい




ぼくはふと思いつく/そうだ、嘘を書けばいい/ほんとの嘘を書けばいい/ぼくの

言葉のデッサンはおそらく狂っているから/嘘を書けばもしかすると/ぼくが見つ

けた風景の実体に近付くことができるかもしれない/





ぼくはある日そんな風に決意した/そしてやめようと思っていたblogを更新した/




  もう二度と、本当のことは書かない




/そう決意して、ぼくはblogにその一行を書き込んだ そして/



ぼくはあの子供達が歌った/きっとタイトルなんか付いていない鼻歌のように全

てが書き表せるようになりたいと思っている/










# by dbw69 | 2004-10-11 10:43 | 現代詩
【現代詩】 言語



ほんとのことをいうと怒られる

「あんた、バカですねぇ」

逆に嘘をつくとほめられることがある

「いや、実にお美しい」




#言葉なんか信用でけへんがな




ホラをふくと尊敬されたりする

「人命救助で表彰されました」

悪口をいうと仲間ができることがある

「あいつって、なんか、むかつくよなあ」




#言葉使うんなんかややこしいだけやろ




何気なくいった言葉で嫉妬されることだってある

「昨日彼女が出来て」

いわれて困る台詞もあるね

「実はおれ、この間、人を殺したんだ」




#いっそ言葉なんか使わんで屁とかアクビとかで話出来たらええのに







# by dbw69 | 2004-10-08 22:19 | 現代詩
【現代詩】明日無き世界

悲しいか?
そんなに悲しいのか?
本当はただ泣きたいだけじゃないのか

知りたいか?
本当の事を知りたいのか?
本当に知りたいのか


サーバの中は渋滞中
人々は情報交換に忙しい
そしてある日突然回線が切断される 意図的に


大事なことなのか?
どれくらい大事なことなんだ?
なければ死んじまうのか

正しいのか?
間違ってはいないか?
そんなの考えた事もないのか


与えられたリモート・ホストを
果たしてどれだけ信用すればいい
そしてある日突然回線が切断される 意図的に


行きたいか
本当に行きたいのか
生きていたくはないか


どんな断定にもきっと根拠がない
そんな明日無き世界に生きる
そしてある日突然回線が切断される 意図的に




# by dbw69 | 2004-10-08 17:45 | 現代詩
ようこそ、EXCITEブログへ

ここはほとんど更新していなくて、だからEXCITEブログさんにはとても申し訳無い事なんだけど、メインのblogにいろいろと事情があり(単に重くて管理画面に入れないってことですが)、そこでは夜に更新出来ないので、とりあえずここでゴチャゴチャと更新します。ライブ●アからお越しの皆様、ようこそ、EXCITEブログへ。ここはどうですか?重いですか?軽いですか?って、こんなこと書きたくないんだけど気になるよ。やっぱり。ライブ●アさんの開発日誌では、「夜の更新は混み合うので避けてほしい」みたいな事書いてたけど、働いてたらきついよ、それは。昼は仕事でしょう、平均的な社会人は。夜の仕事の人もいるだろうけど、blogの裾野を作り支えてるのは、やっぱ昼に働いてる人たちじゃないかなあ、普通に考えて。

大変お世話になったライ●ドアさんだけど、今の現状では更新がままならなくて、ストレスが溜まる一方だから、引っ越します。実はもう一つ、エキサイトさんにblogを作ったので、そこに。ラ●ブドアさんには、blogの楽しさを教えて貰ったし、いろいろと感謝しています。ほんとうに。だけど、あそこで更新し続けていくのは、今のところ無理だなぁ。あの状態では。

というわけで、引っ越しの準備に入ります。ある程度固まったら、通知しますので、その新しいblogを何卒よろしくです。……あ、ここも、ぼちぼちと更新していきますので、ここもヨロシク。というわけで、音源(mp3とrm)をアップしたのでお知らせ↓


音源はこちらから。

NEW!!#041006です。
タイトルは [the Slave's Land of the Electric Device] です。


それでは皆様、おやすみなさいませ。


# by dbw69 | 2004-10-06 22:42 | 暫定的カテゴリ
【現代詩】 サリー



サリーは木陰でひろしの嘘を黙って聞いていた
ひろしの嘘は優しかった

ひろしの嘘と木陰に吹く風
こもれびと子供達の遊ぶ声
いろいろなサリーの幸せ
いろいろなサリーの喜び


ひろしは嘘をつくとき必ず
両切りの フィルターのないタバコを吸った
節くれたひろしの指は
ニコチンで黄色く汚れている

このひとの汚れた指があたしは好きだ
でもこの指には嘘がないとサリーは思った


ある日サリーはひろしを偶然見かけた
子供を抱いたひろしは親の顔をしていた

「花束は嫌いだ だから一輪だけ
 バラを買ってきたんだ」

サリーが信じたひろしの嘘
サリーはその時その言葉を思い出した
 
サリーは全てを知っても泣かなかった
泣くような事じゃなかったから


ある日サリーは駅前でひろしと落ち合い
公衆の面前でひろしをひっぱたいた
いろいろなサリーの笑い
いろいろなサリーのやさしさ 


「さようなら 終わりだな」と ひろしは苦笑いをしながら
ほんとの事を初めて言った


それからひろしは家を買い
妻のおなかには三人目の子供が宿り
ひろしの家の庭には
たくさんのバラが咲き乱れている


サリーはひとりぼっちになった
ひとりぼっちだけどサリーは強かった
得意だったネイルアートの講師になり
収入はひろしよりずっと多い おそらくは
いろいろなサリーのあたらしい幸せ
いろいろなサリーのあたらしい喜び



ふたりが寄り添いあった木陰は
今は立ち入り禁止だ
そこには老健施設ができるという
子供の声やこもれびはとうに消えて
ふいに風が吹き始め それは強く舞った


まるで誰かを探しているみたいに




# by dbw69 | 2004-03-24 23:54 | 現代詩
【現代詩】 残りの時間



季節の変わり目を知らせる花が咲き
その匂いが窓の向こうのベランダに届く
空は青く少し冷たく晴れて光りは暖かいそんな朝
老紳士は卵を茹でる
半熟が食べたいから時間を計って茹でた
ひとつだけ茹でるならこの鍋で水から七分
うんと若い頃は七分あればSEXを一回終えられた と
老紳士はそう思って笑い そして悲しくなった
老紳士の同い年の友達は若い愛人を三人も持っている
時間は平等に過ぎるが
肉体は平等には出来ていない
なんたる皮肉


老紳士は考える
自分の残り時間を
五年はきっとあるだろう
でも二十年となると少しむつかしい
テフロン加工された鍋の黒い底から音がして泡が立つ
卵がひとつそこで悶えるように揺れている
自分を茹でるとこんな風に悶えることが出来るかもしれないと
老紳士は想像してすぐにやめた
あたかも存在したように思える過去
存在すると思わせる ただそれだけの未来
そして自分が老い 確かに存在している今
なんたる皮肉


卵はひとつだけ茹でれば良かった
2DKのマンションで一人暮らしの老紳士は
半熟の黄身がきちんと真ん中に配置されるように
鍋の中で悶え泡粒を殻に浮かべる卵を箸で転がす
愛撫するように箸で卵を転がし撫でる
七分は長い
でも七十年はあっという間だった気がしないでもない
例えば
この卵のように女を転がしたことがあった
この卵のように女に転がされたこともあった
卵を茹でる七分の間に
人生に起きたほとんどのことを語れるかも知れない
老紳士はそう思う
高血圧と狭心症の薬
心臓に埋め込まれたペースメーカー
そうやって生き長らえ ひとりで卵を茹でる朝
なんたる皮肉


卵は茹で上がり
老紳士はお湯を流しに捨てる
まるで生きているみたいに
ステンレス製の流しの底は
いったん膨張しそれからすぐに凹んで音を立てる
七十かける三百六十五は
二万五千五百五十ちょうど
閏年はいくつあったのか
オリンピックを何回見たか
子供の頃ラジオで聴いた大相撲をハイビジョンで見る事が出来る今
まるで全てが土間のような冷たい床を持つバリア・フリーの部屋に住み
老紳士はちらりと 時を止めようと思いつき その想像をかき消す
生きることは意味ではなく そして生きることに結果など無いのだから
そんな単純なことを知るためだけに七十年生きてきたのかもしれない
そして快楽は遠離り 
その記憶だけが残っている という
なんたる皮肉
たとえば形のない過去
静かな今
未来という名の あとわずかな残りの時間
ただそれだけの
まったく なんたる皮肉なのだろう


しかしそれでも老紳士は
まだ熱い半熟の卵を手に取るのだ
きっと今日一日を生き抜くために





# by dbw69 | 2004-03-07 00:24 | 現代詩
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